話し方教室「職場のストレスには、チームのコミュニケーション改善で対処する」(社長・経営者講座東京)

英国のオフィスワーカーがコミュニケーション不足で燃え尽きている

英国のオフィスワーカーは莫大なストレスを受けているようです。

企業のチームマーケティング、ファイナンスなどを支援するワークフロント社の調査によると、オフィスワーカーが不十分な作業プロセス、視認性と「コミュニケーションの欠如」によって挫折し、燃え尽きていることが分かったといいます。

5人中4人の労働者が焦燥感を覚えていると告白し、オフィスワーカーの42%が週6時間以上の時間外労働を余儀なくされ、73%の労働者は、仕事中のストレスレベルが近い将来に増加すると予想している、そんなデータが出ています。

報告書は、ストレスの主な原因として、「過重労働と厳しい労働条件(労働者の60%が感じている)」、「チーム内の他人が行った仕事との連携と認識が不足(同57%)」、「適切なリソースへのアクセスが不十分で、作業を完了するために必要な情報が不足(同37%)」の3つを挙げています。

日本のオフィスワーカーの仕事のストレスは?

上記はイギリスでの話です。

しかし私は、日本でもおそらく同じような状況ではないだろうかと思っています。ただ日本人は、あまり不満を口にしませんし、我慢強いところがありますので表面化していないだけだと思っているのです。

仕事のストレス対処には、チームのコミュニケーションがカギ

幸い報告書では、3つの原因を指摘しています。それなら、原因を潰していくことが解決策となるに違いありません。

1.過重労働
仕事の中身を見直し、ムダ、ムリ、ムラをなくすこと。つまり、ムダは排除し、ムリならやり方を変え、ムラがあるのなら平準化する努力が必要でしょう。

2.チーム内の他の人が行った仕事との連携不良
連携をよくするには、自分の仕事と関係する人の仕事まで知る必要があります。その上で、定期的に「業務調整会議」を開いて連携がうまく行くように打ち合わせることが肝心になります。

3.作業をするための必要な情報やリソース不足
必要なリソースが足りないのなら、まずは「教育」ということになります。そして、やはり「業務調整会議」の中で打ち合わせることで他人のリソースから学ぶことが大事になるでしょう。

さて1.は、労働環境の課題です。ここでは深くは述べません。2.と3.は、コミュニケーションに関する課題ですね。

そもそも仕事とは一人でやるものではなく、チームでやるものです。自分と他のメンバーが仕事の情報を共有し、報告・連絡・相談・打合せをしあいながら進めていくのが仕事というものです。

ところがメンバー間のコミュニケーションがうまくいかなければ、それ自体が大きなストレスになりますし、もちろん仕事は滞り、質も悪くなっていくのはご承知の通りです。

チームの「コミュニケーション」は古くて、新しいテーマです。この解決には、経営者の関与とチームリーダーの積極性がカギになると申し上げておきましょう。

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