社長・リーダーの話し方教室|リーダーシップを身に付けるシンプルな方法

リーダーシップを身に付ける

組織で何年も仕事をしていると、組織のリーダーを任されることが増えてきます。中には自分には向いていない、あがり症で自信がない、と悩まれている方もいることでしょう。

今回は、リーダーシップを身に付ける方法をご紹介しましょう。

リーダーシップに優れた才能は必要か?

リーダーシップなんて才能がある人が発揮できるもので、自分にはそんな能力がない、と考えている人が多いかもしれません。しかし、それは違います。

様々な研究の結果、リーダーに共通する優れた資質はないことが分かってきました。優れた資質を持っていそうでも、実際はリーダーとしてうまくいかない事例も多くあるのです。

現在では、個人の資質によるとする属人的研究よりも、どのように行動すれば良いかという行動論の研究がメインとなっています。行動を真似すれば、誰でも良きリーダーになれるというわけです。

また、リーダーとして過去に何がしかの成果があったとしても、それで終わりではないのがリーダーシップです。もっと高いスキルを身に付けるための継続的努力がリーダーには必要になってきています。

リーダーシップを身に付ける方法

人がついていきたくなるリーダーになるには、まずは、何をどうしたいのかという「ビジョン」や、何を大事にするかという「価値観」が必要になってきます。明確で一貫した考え方に共感を覚えて、初めて人は付いていきたいと思うのです。

ここではビジョンについて述べてみます。具体的で明確な目標、何をどうしたいのか考えることが大事です。達成したら、みんなが喜ぶような少し遠くの高めの目標にします。そして、それを達成した時の姿を語ることで感動を与え、メンバーを引っ張っていくのです。

次に、自分があこがれていたり、リーダーとして目標にしたい人を決めましょう。その人の優れているところを書き出し、自分がどこまでできているのかを、自己評価します。できれば、周囲の人にもお願いして客観評価をしてもらえると、なお良いでしょう。

そして、自分の改善したい点を決めたら、改善計画を立てて実行に移します。それを3か月とか半年とかに一度振り返り、自己評価や客観評価をします。これを繰り返していくのです。

それ以外にも、リーダーシップ関連の本を読むことが大事です。学者・経営者・評論家などが書いた本を、20~30冊は読みましょう。自分のビジョンや価値観と照らし合わせながら読むのが効果的です。

さて、リーダーシップは、誰でもシンプルな方法で身に付けられます。ただし、「シンプル」とは申しましたが、「簡単」とは申していません。ここがミソです。リーダーシップはシンプルではありますが、簡単ではないのです。ですから、ゆっくり焦らず、持続した努力が必要となります。

どうか、経営幹部の皆さん、諦めずに頑張ってください。

(2016/02/26記事初出,2018/10/19記事更新)

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