話し方教室「コミュニティーにとって意義ある企業となるために経営者が発揮すべきリーダーシップとは」(社長・経営者講座東京)

コミュニティーで評価される企業の条件とは

2月9日のビジネスワイヤーによると、オールド・ネイビー社が『2018年ベスト・ワークプレイス・フォー・ギビングバック(2018 Best Workplaces for Giving Back)』の一社に選ばれたそうです。

この賞は、コミュニティーへの還元率の高い職場と言った意味で、米国全土の企業から385,000人以上の従業員アンケートを集め、Great Place to WorkとFORTUNE誌によって選出されるもの。

選出にあたっては、以下の点が重要視されています。
・コミュニティーに何を還元し、それを従業員はどのくらい誇りに思っているのか。
・従業員に、影響力の強い仕事をしている信念があるか。
・社会にとって意味ある仕事だと言う自負が従業員にあるか。
・女性、有色者、団塊世代、LGBTなど性的マイノリティーの人々が、働きやすい職場か。

コミュニティーを担う次世代を支援し地域還元してきた功績

オールド・ネイビー社が評価された理由として、非営利団体であるボーイズ&ガールズクラブと長く提携し、そこで学ぶ子供たちを指導者に変える支援をしてきたということが挙げられています。

オールドネイビー社は、コミュニティーに還元する努力を怠らない企業で、特に次世代の若者たちをステップアップさせることに力を尽くし、社会で通用するスキルやトレーニング、雇用機会を提供してきました。

私達経営者が同社に学べる点は、リーダーは寛大で献身的なリーダーシップをとらなければならない、ということ。また、従業員を誇りに思って育て上げることで、優れた職場環境を作り上げることができる、という点でしょう。そうした姿勢がコミュニティーまで波及して結びつきが強くなり、必要とされる組織になっていくと思えます。

話し方教室の要点「コミュニティーに評価されるリーダーシップのポイントとは」

今回は、米国における「コミュニティーへの還元率の高い会社」の特徴とリーダーシップについて述べました。つまり、地域になくてはならない会社になるにはどうすればいいか、ということです。

ちなみに日本では、元・法政大学大学院教授の坂本光司氏の著作に「日本でいちばん大切にしたい会社」というのがあります。その著作では、企業経営とは「5人」と幸せにすること、と説いています。

その5人とは、
1.社員とその家族
2.社外社員とその家族
3.現在顧客と未来顧客
4.地域社会・地域住民
5.株主・出資者

私達日本人にとって「企業がコミュニティーになくてはならない存在」になるためには、企業経営者たるものは利益の追求だけではなく、「5人を幸せにする」ことにリーダーシップを発揮すること、といえそうです。まずは、社員を大事にすることから取組む。これは洋の東西を問わず大事なリーダーシップのあり方と言えそうですね。

(2018/10/21ブログ更新,2018/03/01初出)

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