社長・管理職の話し方教室(東京)|知性と自信を高め、効果的リーダーシップを発揮する
リーダーシップの要素とは
社長や経営幹部の皆さんなら「効果的なリーダーシップのあり方について」日々考えていらっしゃることでしょう。そのリーダーシップに欠かせない要素として、色んな人が、色んなことを言っているのはご承知のことだと思います。
例えば、目標設定、コミュニケーションスキル、統率、率先垂範、支援、判断知性、自信、執念などなど。確かに、どれも必要なものに違いありません。
今回は、その中でも、「知性」と「自信」に焦点をあてて述べてみたいと思います。
リーダーは、IQ以上にEQを高める
知性といえば、一昔前まではIQのことを言っていました。しかし最近では、もう一つの知性が注目されています。それは「感情的知性」です。EQと呼ばれています。そして、そのEQがプロの成功に大きくかかわってくると言われているのです。
感情的知性(EQ)とは、簡単にいえば「自分の感情を認識して、制御する能力」のことです。EQを備えているリーダーのチームでは、従業員は意見を述べやすものです。そして自由に意見ができる職場は従業員の意欲や尽力につながり、職場環境や仕事の生産性も良好となっていくのです。
世の中にEQに欠けているリーダーは少なくありませんが、そんなリーダーに従業員やチームのメンバーは付いていきたくはありません。ですから、リーダーとして成功するためには、IQはもちろんのことですが、それ以上にEQを高める必要があるわけです。
リーダーは、自信を持たなければならない
さて、リーダーには自信が必要です。これは言わずもがなでしょう。イギリスの詩人サミュエル・ジョンソンは「自信が最高の服装」といっています。そうはいってもどうやって自信を身につけるかが大事なテーマになることでしょう。
自信をつけるには、「自分の強みに集中せよ」ということがよく言われます。まさにその通りで、自分自身の肯定的な特質と強みに集中して訓練することが大事なのです。それがプロとしての自信になり、またその人の魅力にもなっていくのですから。
部下やチームのメンバーは、自信のあるリーダーについていきたいのです。自信があるリーダーが語るメッセージは、正確に伝わるものですし、また周りからの信頼もえられます。
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