社長・管理職の話し方教室(東京)|コミュニケーション能力を高め、リーダーシップを発揮する!
リーダーは、優れたコミュニケーターであるべき
仕事で成功を収めているリーダーは、優れたコミュニケーターであることが多いようです。確かにこれは、いろいろな調査でも明らかになっています。従業員との良好な関係性を築き、また的確に情報を伝えられることがリーダーシップを発揮する上で不可欠になりますので、当然のことかもしれません。
今回は、リーダーシップを発揮するために必要なコミュニケーション能力とは何かについて述べてみましょう。
リーダーはスピーチ能力、説明能力を高めよ
まず、リーダーは、人前で話す能力を高める必要があります。つまり“パブリックスピーキング能力”をレベルアップすることが大切です。そうすることで、あなたが「言いたい」・「伝えたいこと」を全従業員にしっかりと伝えることができるようになります。
もし、あなたが決断したことを、明確に、簡潔なメッセージで従業員へ伝えることができなければ、全員が同じステージに立って、一つの目標を目指し、スムーズに仕事を進めることができるでしょうか?
また決断したことの、その理由を従業員が理解できるように示すことも大事です。そうすることで従業員は、自分の仕事の意味を確認できるからです。
リーダーに最低限必要なコミュニケーション・スキルとは?
私は「ビジネスにおいて、リーダーに最低限必要なコミュニケーション能力は2つある」と言っています。それは、前述のスピーチ能力。つまりメッセージを明確に、簡潔に伝えられる能力です。そしてもう一つは、良好な関係を築く能力になります。
世の中には、3通りのリーダーがいます。つまり、その2つのコミュニケーション能力を「どちらも」併せ持つリーダー。そして、その「どちらか」の能力を持つリーダー。さらに、「どちらの」コミュニケーション能力も持ち合わせていないリーダーの3通りです。
「最低限必要なコミュニケーション能力」が2つというわけですから、2つとも持ち合わせているリーダーが、望ましいリーダーといってよいのです。それ以外の人は、リーダーとしての資質に問題あり・・ということになりそうですから、早急にその能力を開発しなければなりません。
ちなみに、良好な関係作りのために必要になるのは、いわゆる感情的知性(EQ)です。これは自分自身と相手の感情を理解する能力になります。昨今では、リーダーとしての成功を決定づける要因は、IQよりもEQと言われています。
© コミュニケーション教育の名門・日本コミュニケーション学院東京/コミュニケーションスキル/学院総長・社長ブログ