社長・経営者の話し方教室(東京)-会社や上司は、Z世代に何を指導すべきか?

Z世代に足りないものとは

Forbesでは、Z世代に必要とされるスキル向上についてアドバイスを掲載している。

デジタルネイティブであることに加え、ロックダウンなどで社会性やビジネスの積極的な成長を制限されたZ世代には、「自己認識」「コミュニケーション」「労働倫理」を習得することが望ましいとしている。

Z世代はビジネスに対する準備ができていない!?

あるオンラインマガジンの調査によると、リーダーの約40%はZ世代をビジネスに対する準備ができていないと回答し、実際に約39%がZ世代の従業員を解雇したと報告している。

ビジネスに対する準備不足には、コミュニケーション不足と労働倫理の問題があると指摘している。

会社として、Z世代に何を習得させるべきか

このような傾向のあるZ世代を指導するために必要なのは、まず自己を認識させることだという。

「上手く仕事ができない」「効率が悪い」と指摘するのではなく、1日の行動を振り返ってもらい、良い点・悪い点を分析してもらう。ここで指導者がどのようにアドバイスをするかを判断できる。

またコミュニケーションスキルを向上させることも大切だ。プレゼンテーションや会議だけでなく、同僚との簡単な連絡や会話など、できるだけ対面で話す機会を設ける。

そして労働倫理を理解してもらう必要がある。遅刻や欠席を避ける、ビジネスマナーを習得する、業務全体の仕組みを学ぶなどだ。会社のルールや文化を理解することにより、仲間との協力、責任、管理、また誠実さなどを習得する機会となる。

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■ 社長・管理職の話し方教室ブログ提供/©スピーチ,リーダーシップ開発の名門・社長スピーチ研修所/社長スピーチ研修所所長, 日本コミュニケーション学院総長 酒井美智雄