社長・管理職の話し方教室(東京)|影響力あるリーダーになるために、効率的なコミュニケーションを!

影響力あるリーダーになるために

リーダーとは、チームの一員というよりも、チーム(従業員)を鼓舞して先導する立場にあります。そして、チームに影響力あるリーダーになるには、効率的なコミュニケーションがカギになることがわかっています。

今回は、リーダーの効率的コミュニケーションについて述べてみましょう。

リーダーは、何をしてほしいかを、明確に示すこと

リーダーのいの一番の仕事は、「チームとして、何をしてほしいのか」を「明確に示す」ことです。この仕事をチームメンバーに任せてはいけません。チームの目標をリーダーが明確にすることで、チームのメンバー(従業員)は、何をすれば評価につながっていくのかをはじめて理解できるようにもなります。

リーダーは、目標を明確にして、その達成のための大まかな指針を示します。あとは、従業員を信頼して責任のある仕事を任せることが必要になります。リーダーとチームメンバーとは、同じ目標に向かう同士であり、お互いに尊重しあうことで長期的な信頼関係が築いていけます。

「指示」をあたえるのはリーダーシップの一面にすぎない

さて、リーダーの一番大切な仕事は「何をしてほしいか」を明確にすることでした。しかし、そんな風に、従業員に対して一方的に情報伝達や指示をすることだけがリーダーシップではありません。これらはリーダーの役割のほんの一部にすぎないことを知る必要があります。

実は、それ以上に大切になるのが、リーダーが「積極的に従業員の意見を聞く」ことです。なぜなら、それにより新しいアイデアやソリューションの発見ができるからです。さらに、そんな積極的傾聴のコミュニケーションの積み重ねが、チームに影響力をあたえていくからなのです。おまけに、職場の健全な環境づくりにもつながっていきます。

何事にもセオリーというものがあります。ここまで述べてきたことは、大きなチームだけに限らず、小さなチームにおいても有効です。これらの方法を実践されれば、影響力のあるリーダーに一歩ずつ近づいていけることと思います。

© コミュニケーション教育の名門・日本コミュニケーション学院東京/リーダーシップ/学院総長・社長ブログ