社長・管理職の話し方教室(東京)|リーダーシップを改善して、今年は良い年にしよう!

昨年は、うまくリーダーシップを発揮できましたか?

年が明け、2019年が始まり、もう2月。昨年を振り返ってみて「うまくリーダーシップを取れた」と言える方は、どれほどいるのでしょうか?私が思うに、きっと、かなり少数派になるのでは。

もし、リーダーシップをうまく発揮できなかった方は、この新年の早い段階で反省し、問題を改善することをお勧めします。なぜならリーダーシップの欠如から起こるスタッフとのコミュニケーションの不和は、必ずや今後、チーム運営や経営にも影響してくるからです。

「スタッフとのコミュニケーション不足(量の問題)」を感じているリーダーの改善ポイント

さて、「昨年、スタッフとのコミュニケーションが不足していた」と自覚している人は、今年は何を心掛ければよいのでしょうか。

ポイントは2つあります。一つは、どうやってスタッフとコミュニケーションを数多く取るべきかと言うこと。つまり、量(頻度)の問題。そして、もう一つは、スタッフによい仕事をなし遂げてもらために、どんなコミュニケーションの取り方がよいか、という質の問題です。

量の不足を感じているリーダーなら、まずは「公式」に面談をする機会を年間行事としてスケジュール化することです。そして次には、非公式で短時間に行うコミュニケーションも工夫することが大事です。たとえば、業務のホウレンソウのついでに、数分だけでも会話するようにすることがあります。

「コミュニケーションの中身がなあ・・(質の問題)」を感じているリーダーの改善ポイント

コミュニケーションの中身を良くする方法には4つのステップがあります。

第1ステップは、現状把握です。つまり、現在の自分のリーダーシップや管理スタイルについて、スタッフやコンサルタント(上司がいる方なら、その上司)に頼んで、フィードバックを受けます。

第2ステップは、現状把握で明らかになった自分の問題解決の参考になるような本や記事から情報を収集することです。そして第3ステップ。他の成功しているリーダーたちと話をすることです。これは大事です。

そして第4ステップ。本などで得た知識、そして、成功しているリーダーから直接聞いた知識を自分の中で咀嚼して、試してみることになります。もちろん、うまく行かないこともあるでしょう。そこは日常業務と同様に、PDCAサイクルを回さなければなりません。

ご承知のように、ビジネスの成功には、スタッフとのコミュニケーションで築き上げた協力は不可欠になります。「スタッフはただ単にリーダーをフォローしたいのではなく、自分たちが求める真のリーダーをフォローしたいのだ」ということがよく言われます。私達がリーダーシップを考えるときには、常にこのことを念頭に置いておくべきでしょう。

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