社長・管理職の話し方教室(東京)-ベーブ・ルースにリーダーシップを学ぶ!

ベーブ・ルースの言葉

あなたが、何年もかけてビジネスチームの生産性向上に貢献し、リーダーシップを発揮してきた優れたリーダーであったとしよう。それでも、常にさまざまな情報源から、リーダーシップを磨くためのインスピレーションを得ようと努力するべきである。

ジアメリカンジーニアスに、ビジネスリーダーが参考にするべきアドバイスとして、野球の神様と言われるベーブ・ルースの言葉が紹介されていたことがある。

その言葉とは「昨日のホームランでは、今日の試合は勝てない」である。

昨日までの栄光は、今日の試合の得点に何一つ関係ない

ベーブ・ルースは、毎日ベストを尽くすことを心がけていたと言う。昨日までの栄光は、今日の試合の得点には何一つ反映されないからである。当たり前のことではあるが、これは意外にできていないものであり、全てのビジネスリーダーが肝に銘ずるべきことである。

昨年の売上高が高いとか、昨年に権威ある賞を受けたとかは、今年の生産性には関係ないことである。分かってはいても、どこかにおごりと甘えが出てしまわないだろうか?

昨日よりも、今日をみつめてベストを尽くすリーダーであれ

もちろん、アイデンティティの一つとして、そしてモチベーションを上げる手段として、過去の成功に酔いしれることは誰しもが行うことであり、決して間違っているわけではない。

ただ過去に出した成果ばかりを振り返っていると、そこから動けなくなってしまい、リーダーとしての成長を妨げることがある。

リーダーだったら、昨日より今日を見つめてスタッフを引っ張っていかなくてはならない。ベストを尽くしてホームランの本数を増やしていくべきだ。

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■ 社長・管理職の話し方教室ブログ提供/©スピーチ,リーダーシップ開発の名門・社長スピーチ研修所/社長スピーチ研修所所長, 日本コミュニケーション学院総長 酒井美智雄