社長・管理職の話し方教室(東京)-リーダーはリーダーシップと意思決定力を鍛えよ!

リーダーシップと意思決定を鍛えるEMBAプログラム

オーストラリアのビジネススクール「SP Jain School of Global Management」の講師は、「ハリージタイムズ」にて、EMBA過程を通じてリーダーシップと意思決定力を鍛える方法を紹介している。

講師によると、ビジネススクールに通うことは、リーダーシップと意思決定力を効率的に鍛えるうえで一つの手段であるという。特に、エグゼクティブに特化したMBAプログラム「EMBA(エグゼクティブMBA)」では、18ヶ月から24ヶ月の期間で集中的にリーダーシップや意思決定力を鍛える機会が得られる。

それゆえ、リーダーシップスキルを発揮して、より有能な指導者へと成長したい場合、ビジネススクールのEMBA過程は、キャリアにおいて重要な投資といえる。

リーダーはチームビルディングで組織を成功に導く

リーダーは、明確なビジョンを持ち、洞察力(先見の明)がある存在である必要がある。つまり、常に先を見通したうえで物事を考えて行動することが求められる。

そして、将来に起こり得るシナリオ、全ての可能性に対して備え、あらゆる結果を予見するためにはチームビルディングが重要になるという。パーパス・ドリブンな組織(存在理由や存在意義、志を軸とした組織)では、リーダーの洞察力を促進させる。

また、チームビルディングにおいて、リーダーは、チームや組織の模範となり、価値を創出する役割を担う。価値創出によって戦略策定、目標やゴールなど軸が定まり、組織の成功につながる。

リーダは事実ベース思考と直感を組み合わせて意思決定を行う

リーダーとして戦略的な思考を鍛えるには、様々なアングルから物事を捉え、柔軟に物事を考えることを意識する。既存の枠組みや考えに縛られず、想像力を駆使すると視野は広がり、新しいアイデア、解決策や方法などを思いつくという。

曖昧で不明確な状況下においては、特にチームの長としてのリーダーの意思決定が重要になる。リーダーには的確な意思決定力が欠かせないのである。

また、意思決定では、幅広い視野からファクトベース思考と意思決定における直感を組み合わせて考えることが重要である。

リーダーシップ向上のためにはソフトスキルを磨くこと

コミュニケーションにおいて、自己や対人関係に関するソフトスキルは不可欠である。

ソフトスキルには、プロアクティブ・リスナー(何を聞けば良いのか分かる)、エモーショナルインテリジェンス・感情知能(EQ:他人の感情を読みとって即座に対応する)、GRIT(グリット:度胸・復元力・自発性・執念をもって成し遂げる)が含まれる。

ソフトスキルを高めることにより、コミュニケーションをはじめ、ファシリテーション、リーダーシップが向上する。

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■ 社長・管理職の話し方教室ブログ提供/©スピーチ,リーダーシップ開発の名門・社長スピーチ研修所/社長スピーチ研修所所長, 日本コミュニケーション学院総長 酒井美智雄