社長・管理職の話し方教室(東京)-メリハリある話し方で、スピーチの好感度アップ!

「経営者なら、いつでも力強くスピーチすべし」か?

日頃から経営者たるもの「自信を持って力強くスピーチしなければならない」と思ってらっしゃることでしょう。しかし、「○○しなければならない」という思い込みが強すぎると、スピーチがプレッシャーになってしまいます。

自信を持って力強くスピーチすることは大事なことですが、一方で、たんたんとスピーチすることもまた大切なのです。強い一本調子では、聞き手が疲れてしまうのです。

何事もメリハリが大事。メリハリのあるスピーチをして聴衆の好感を獲得してください。

社長は目標を力強く訴えてスピーチする

「我が社は5カ年計画において、来年度より新規事業をスタートさせます。この新規事業で、3年後に年商3億円を達成します!」。

目標は、力強く訴えたいものです。これが弱々しい訴えかけでは、聞き手が社長の本気度を疑いますし、自信がないのだろうかと感じてしまうのです。ここは自信をこめて力強くスピーチしてください。

でも、スピーチ全体が力強さの一本調子では、聞き手も飽きてきます。そこで、中盤は淡々と進めていくのがポイントになります。

スピーチの中盤はたんたんと、最後はまた力強く

力強く、自信を持ってスピーチをはじめ、たんたんと中盤を進める。そして締めは、また力強く。そうすることでメリハリがつき、聴衆の好感度も高まるものです。

先ほどのスピーチ例に続いて、中盤はたんたんと述べます。

「3年後に年商3億円というと、難しいように感じられます。しかし私は必ず実現可能だと信じています。では、具体的にどうやって実現していくのか、その基本方針を述べてまいります。1.~、2.~、3.~」。

そして〆は、また力をこめてスピーチします。

「たやすくはないないとは思います。しかし我社の将来のために、何としても達成しなければなりません。社員のみなさん、ぜひ力を貸して下さい。よろしくお願い致します」。

上述の構成で、聞き手である社員は、社長の自信と、さらには目標の実現可能性をも実感していくことになるでしょう。

さて、社長スピーチ研修所(東京)では、経営者のために「スピーチ・話力開発」のご指導しています。ご利用をおすすめいたします。

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