社長・管理職の話し方教室(東京)-リーダーは、簡単な言葉で、分かりやすいスピーチを心がけよ!

経営者は「簡単な言葉」でスピーチを

経営者としてスピーチの経験を積んでゆくと、より効果的な言い回しで表現したいと考えるようになります。それはいいことですが、その勘所を間違えて、難しい単語を並べてしまうことがよくあります。

しかし、できれば分かりやすい言葉で、スピーチして欲しいものです。分かりやすい言葉を使えば、より多くの人の心をつかみやすくなります。

米国大統領は、簡単な言葉でスピーチ

アメリカの前大統領トランプ氏は、分かりやすい言葉でスピーチすることで知られていました。(もっとも大統領としての資質については色々と言われてましたが・・)

彼が使う英単語は、アメリカの小学校低学年でも知っているレベルの英単語が多く、極力難しい英単語を使用しないようにしていたのです。その結果、スピーチはアメリカの国民にとって分かりやすいスピーチとなっていました。

洋の東西を問わず、この日本でも、できる限り簡単な単語を使ったスピーチをしたいものです。そうすることで聞き手にとって分かりやすいスピーチになるのですからです。

シンプル、ストレートな言葉で、聞き手の気持ちをつかむ

シンプルな言葉でのスピーチとして私が思い出すのは、(少々古いですが)2001年の大相撲です。貴乃花が優勝した時の小泉元首相の言葉を覚えていらっしゃいますか?

「痛みに耐えてよく頑張った!感動した!おめでとう!」

小泉氏の「感動した!」という名言を覚えている方は多いと思いますが、このように短く簡単な言葉で表現すると、言葉の中に思いが込められますので、多くの人たちに響くのです。

短い言葉で端的に表現するためには、自分自身の思いをストレートに表現してみることがポイントです。ストレートな言い回しは、相手の気持ちをつかみやすいのです。

「リーダーの伝わるスピーチのポイント」(まとめ)

1.洋の東西を問わず、リーダーは、できる限り平易な単語を使ってスピーチすること。そうすることで聞き手にとって分かりやすいスピーチになる。より多くの人の心をつかみやすくなる。

2.短く、端的な言葉で表現すると、言葉の中に思いが込めやすい。自分自身の思いを「ストレート」に表現してみるのがポイント。相手の心にも響きやすくなる。

さて、リーダーとして、いつでも、的確にスピーチしたい方なら、名実ともに日本一の・本学「社長の高度話力開発・専門特化コース」で訓練されることが望ましいでしょう。お待ちしています。

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