社長・管理職の話し方教室(東京)-スピーチで説得するなら、聞き手との「信頼関係構築」戦略を!
スピーチ・プレゼンテーションでは、聞き手との信頼関係を構築する戦略を
ハーバード・ビジネス・レビュー(2022-03-09)では、パブリックスピーキングにおいて最優先事項として、話し手と聞き手における信頼関係を挙げている。
パブリックスピーキングでは、話し手と聞き手における信頼関係が重要になる。それゆえ、話し手は、聞き手の信頼・信用を得ることに最も焦点を置く必要がある。
しかしながら、多くは、メッセージをより効果的にする戦略やビジョン以上に、メッセージの伝え方や話し方を重視して準備や練習時間を費やしている。
ハーバード・ビジネス・レビューでは、聞き手との信頼関係を構築するための戦略を飛ばして、いきなり、話し方や伝え方を考えるのは、取り返しのつかない間違えであると指摘する。
説得は、相手との信頼関係があってはじめてできる
パブリックスピーキングの目的は「情報伝達」「説得」であるが、聞き手を説得するには、話し手と聞き手の信頼関係が欠かせない。
信頼関係は、コミュニケーションを通じて構築される。そして、聞き手との信頼関係は、聞き手を説得する過程である。ちなみに、説得は、過程やプロセスと定義される。話し手の働き掛けにより、聞き手の理解、共感、納得を得て、言動を変容させるのである。
したがって、パブリックスピーキングにおいて、話し手は、まず、聞き手との信頼関係の構築を意識しなければならない。
パブリックスピーキングの「内容の明瞭さ」「話の一貫性」は極めて重要
パブリックスピーキングにおいて、聞き手の信頼・信用を獲得するためには、メッセージの訴求力や影響力を高めるビジョンが不可欠となる。
メッセージの影響力を高めるうえで、「内容の明瞭さ」「話の一貫性」は極めて重要になる。つまり、話の内容に焦点を置き、より効果的にメッセージを伝えることを意識する。
人は、明瞭な事象に対して信頼を寄せ、信頼度は高くなるといわれる。一方、不明瞭や曖昧で複雑な事象に対する信頼度は下がり、不信感が募る。
パブリックスピーキング内容が明瞭で一貫性があると、聞き手の信頼・信用を獲得でき、信頼関係が構築され、結果、聞き手を説得できるという。
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