社長・管理職の話し方教室(東京)-企業は、リーダーやマネージャーのリーダーシップスキル、コミュニケーションスキルに投資せよ!
従業員が、リーダーやマネージャーに求める能力・スキルとは何か
「fe news」では、マネージャーに求められるスキルについて調査したものを取り上げている(2022年5月16日)。これはイギリスの調査会社が行ったもので、2,048人の従業員から回答を集めている。
調査によると、リーダーに求めるスキルは「リーダーシップスキル」が最も多く48%だ。
次いで「対話コミュニケーションスキル」,「チームワーク」が35%、
「共感」が30%、
「問題解決スキル」が29%、
「強力な労働倫理」21%、
「時間管理」18%、
「コンフリクトマネジメント」15%、
「書面によるコミュニケーションスキル」8%
となっている。
リーダーやマネージャーに求めるスキルは、従業員の年齢により異なる
理想のマネージャーは、世代間によっても格差がある。どの世代でも求められるスキルの1位は「リーダーシップスキル」で、16~24歳は28%、55歳以上は倍以上の56%だ。
2位は世代によって異なる。
16~24歳の若年層が求めるのは「労働倫理観」で25%、4人に1人の割合だ。
24~34歳の年代は「コミュニケーションスキル」で36%、
35~54歳の年代は「チームワーク」で36%、3分の1以上となっている。
55歳以上の年代は24~34歳の年代同様に「コミュニケーションスキル」で44%だ。
リーダーやマネージャーのリーダーシップ、コミュニケーションに投資を
すべての年代に、リーダーシップスキルが求められることは想像しやすいが、実際のところ解釈は人それぞれ異なるため、マネージャーと従業員との間でギャップが生じる可能性がある。
したがって、リーダーは組織内の様々な従業員に対応できるように、体系だったトレーニングを受けて、視野を広げることが大切である。
つまり、上記の調査から言えることは、企業はリーダやマネージャーの、リーダーシップスキル、コミュニケーションスキル、チームワークスキルなどの「トレーニング」を実施しなけらばならないということだ。
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■ 社長・管理職の話し方教室ブログ提供/©スピーチ,リーダーシップ開発の名門・社長スピーチ研修所/社長スピーチ研修所所長, 日本コミュニケーション学院総長 酒井美智雄