社長・管理職の話し方教室(東京)-従業員がリーダーに求めている「コミュニケーション」とは、これだ!

リーダーは、従業員が求めるコミュニケーションを理解しなければならない

「ファースト カンパニー」では、リーダーは従業員が求めるコミュニケーションとは何かを理解し、実践するべきポイント押さえておくことが大切という意見を掲載している。

近年は、リーダーの「より多くのコミュニケーション」が重要視されており、ある調査では従業員の約9割が、週に1、リーダーからのコミュニケーションを望むと回答している。

一方で逆効果もある。結果として従業員が求めているものではないことが多い。つまり、実際に必要なコミュニケーションとは何かを理解する必要がある。

従業員はコミュニケーションに、透明性とフィードバックを求めている

その従業員が求めているコミュニケーションの第一は「透明性」だ。従業員は、何が起こっていて何に影響するのか、どのように取り組むのか、どのように働くのかを知りたいと考えている。その場を取り繕う言葉ではなく、その場で分かっていることを伝えるべきなのだ。

そして、もう1つある。そのコミュニケーションとは「フィードバック」である。従業員は企業の目標に対して、正しく軌道に乗っているかを確認したい傾向にある。もし違っていれば、軌道修正が必要であり、その手段として定期的なフィードバックは有効になる。

フィードバックでは客観的な分析と進捗状況、改善に役立つ実践的な情報を提供することである。企業の成長のためだけではなく、従業員にとってもモチベーションやスキルアップにもつながる。

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■ 社長・管理職の話し方教室ブログ提供/©スピーチ,リーダーシップ開発の名門・社長スピーチ研修所/社長スピーチ研修所所長, 日本コミュニケーション学院総長 酒井美智雄