社長・管理職の話し方教室(東京)-4つの「聞き方」を使い分けて、相手を理解し関係を深めよ!
会話での話の「聞き方」4つのスタイル
多くのマネージャーは、話を聞くことが重要だと認識しているが、実際に話を聞く方法を知っている人は多くない。ハーバード・ビジネス・レビューでは2022年5月31日、話の本質を理解するための「聞き方」について説明している。
リスニングには、4つのスタイルがあるという。
中立な立場で物事を理解する「分析スタイル」、メッセージにつながりを見いだす「リレーショナルスタイル」、エンゲージメントから判断する「信頼構築スタイル」、そして情報の要点を効率的にまとめる「タスク・フォーカススタイル」だ。
リスニングを改善して有意義な会話を
これらを使い分けることでリスニングを改善し、有意義な会話につながる可能性がある。
例えば、感情を出している会話では「リレーショナル」、反対に意見を求められるときは「分析」、迅速な意思決定が必要な会話は「タスク・フォーカス」などといったやり方だ。
どのようなスタイルでも、目的は相手が求めるリアクションを考えることだ。例えば「私には休暇が必要だ」と言われれば、素敵なリゾート地の情報を求めているのではなく、休みたい理由を聞いてほしいということが判断できる。
それなら「私は○○でリフレッシュしてきた。君も疲れて見えるが、何があったか話してみないか」と返すことができる。
■ 記事関連・話し方講座/人間関係・対人関係改善コーチング
■ 社長・管理職の話し方教室ブログ提供/©スピーチ,リーダーシップ開発の名門・社長スピーチ研修所/社長スピーチ研修所所長, 日本コミュニケーション学院総長 酒井美智雄