社長・経営者の話し方教室(東京)-従業員育成の前に、リーダーのリーダーシップ課題を解決せよ!
リーダーの3割以上がリーダーシップに課題を抱えている
人材開発は企業の重要な施策となるが、リーダーはどのように従業員のスキルを伸ばすことができるのだろうか。2023年3月8日のハーバード・ビジネス・レビューでは、自身のリーダーシップの課題から取り組んでいくことが重要だとしている。
ハーバード・ビジネス・スクールでは、長年収集したデータよりリーダーの30%以上がリーダーシップに課題があることを明らかにしている。
2005年当時の課題は、メンバーをリードする方法についての悩みなどがあげられた。15年後の2020年になると、多様化・グローバル化が進んだことから、仮想環境で目標を前進させながら人材を育成することに課題を感じているリーダーもいる。
また調査では、男性よりも女性のほうにリーダーシップの課題を感じている傾向がうかがえる。
多様化・グローバル化時代に求められるリーダーのリーダーシップスキル
同調査では、より高いレベルで従業員をリードするためには「戦略的経営」「感情的知性」「コミュニケーション」、「チーム規模の管理」「チームリーディング」「関係管理」が求められると分析。
感情的知性は、自身の感情を認識・コントロールするスキル、コミュニケーションは他の人にインスピレーションや動機を与えたり、説得したりするためのスキルである。
また、チームはプロジェクトによって規模が異なり、個々と全体を管理するためコミュニケーションの取り方も変えていく必要がある。個々のミーティングで能力を把握し、全体のミーティングで業務配分と連携体制などバランスをとるスキルが必要である。
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■ 社長・管理職の話し方教室ブログ提供/©スピーチ,リーダーシップ開発の名門・社長スピーチ研修所/社長スピーチ研修所所長, 日本コミュニケーション学院総長 酒井美智雄