社長・経営者の話し方教室(東京)-リーダーが開発すべきコミュニケーション能力とは?
(画像は写真ACより)
リーダーに効果的なコミュニケーションスキルはあるのか?
siliconrepublicでは、効果的なリーダーシップの方法の1つとして、アサーティブコミュニケーションをあげている。他者の意見を尊重しながら自己主張する能力で、マネージャーなどが開発すべき重要なスキルといえる。
相手の意見に耳を傾けることは大切だが、リーダーになると不慮の事態に対処したり、無理な要求を突っぱねたりする場面に直面することもある。
そのようなときは共通点または妥協点を見いだし、自信と信念を持って主張しなければならない。そんな時に役に立つスキルがアサーティブコミュニケーションというわけだ。
自分も相手も尊重してバランスを取ることがアサーティブコミュニケーション
注意したいのは、言い方に注意しないと攻撃している、または尊厳を奪われると思われてしまう可能性がある。たとえば主張する前に「あなたの考えは理解しています」という言葉を入れ、一緒に解決するという姿勢を理解してもらう。
また、「あなた」よりも「私」に焦点を当てる。「あなたはレポートを提出していない」というのではなく、「私はレポートを読みたい」、「私は〇〇だと信じている」など、相手のしていることを指摘するのではなく、自分がどう感じているかを伝えることが大切だ。
ただし、24時間周りに気をつかうということではない。アサーティブは自分も相手も尊重することであり、バランスをとることが重要で、成功すればより建設的な会話につながるということである。
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■ 社長・管理職の話し方教室ブログ提供/©スピーチ,リーダーシップ開発の名門・社長スピーチ研修所/社長スピーチ研修所所長, 日本コミュニケーション学院総長 酒井美智雄