社長・経営者の話し方教室(東京)-パブリックスピーキングでは、話の内容はもちろん、見た目も重要!

セルフプレゼンテーションで自分に対する印象を変える

「FMT」では、パブリックスピーキングの成功にはセルフプレゼンテーションが大きく影響すると紹介している。セルフプレゼンテーションとは、(相手の)自分に対する印象を意図的に変える方法である。

話し手が「聞き手にどのような印象を抱いてほしいのか」「聞き手からどのように認識してもらい、どのような評価を受けたいのか」を明確に意識し、それに合わせて、外見や話し方をコントロールすることで自分に対する印象を変えるのだ。

パブリックスピーキングでは、話の内容だけでなく、見た目も大事

見た目は、その人の印象やイメージを決める大事な要素である。服装、ヘアスタイル、メイクといった話し手の見た目に基づき、聞き手は話し手に対して様々な印象やイメージを抱く。そして、話し手の見た目が与える印象が、話し手自身の評価につながる。

例えば、話し手の見た目から聞き手が肯定的な印象を抱いた場合、聞き手はパブリックスピーキング内容にも興味・関心を示し、話し手の話に集中して耳を傾ける。一方、話し手に対する印象が否定的であると、聞き手の反応は薄く、理解や共感は得られない。

それゆえ、パブリックスピーキングでは、話の内容だけでなく、話し手の見た目も重要になるのである。パブリックスピーキングの成功には、話し手の印象が大きく影響するからである。

服装は、自分の体形に合ったスタイルで、色合いを考慮する

たとえば、トレンドを押さえたファッショナブルな服装は創造的でスタイリッシュな印象、よりクラシックで落ち着いた服装では控えめ保守的な印象を与える。

また、明るくて大胆な色合いの服装からは、話し手が外交的で社交的な人柄である印象を受ける。一方、暗く落ち着いた色合いの服装は、真面目でプロフェッショナルなイメージが伝わる。

何よりも、着心地が良く、自分の体形に合ったスタイルを選び、相手に不快感を与えない服装を心掛けることが重要である。

■ 記事関連・話し方講座/社長・経営職の「高度話力開発・専門特化コース」

■ 社長・管理職の話し方教室ブログ提供/©スピーチ,リーダーシップ開発の名門・社長スピーチ研修所/社長スピーチ研修所所長, 日本コミュニケーション学院総長 酒井美智雄