社長・管理職の話し方教室(東京)|テレビを『聞いて』、朝礼スピーチのネタを仕入れる!
テレビを「聞いて」日々の情報収集
私は毎朝、テレビのニュースや情報番組を「聞いて」います。見ているのではありません。
朝の時間は一日のスタートであり、最も貴重な時間といっても過言ではないでしょう。その大事なひと時を、食事をしながら、身支度をしながら、テレビを聞いているのです。
テレビという物は「見て」いると、どんどん時間が過ぎていきます。見ている間は、他のことがきちんとできません。 ですから私はある時、テレビを「聞く」ことにしたのです。画面に目はやりませんので、何かをしながら情報収集できるのがありがたいのです。
それじゃあラジオがある、と言われそうですが、ラジオは音楽や曲紹介が多く、こちらが必要としている政治・経済・社会などの情報は少ししかありません。仕事に活かせる情報収集と言う点では、やはりテレビに軍配が上がります。
テレビを「聞く」ことによるメリットとは?
テレビを聞くメリットは、二つあります。
1.ラジオを聞くよりも政治・経済・社会の情報がずっと多く、深い解説も多い。そのため、仕事に活かせる情報収集ができること。
2.画面を見なくていいので、食事や、出かける準備・身仕度などがスムーズにできること。ついでにカミさんとの会話までできてしまいます。
そんなところから、私はテレビを聞いているのです。皆さんもテレビを「聞く」と、朝の気ぜわしい時間が効率よくなりますよ、きっと。
スピーチ力は、一日にしてならず
さて、ここからが肝心なところです。
経営幹部となれば毎朝、あるいは毎週の「朝礼スピーチ」があることでしょう。「テレビを聞く」ことで、その情報収集ができるとういうことです。テレビを聞いて、気になった情報は新聞や週刊誌で深読みをします。そうすれば、きちんとしたスピーチのネタの出来上がりです。
ご存じのように、スピーチとは「人前に立ってから始まる」のではありません。「情報の収集⇒情報の処理⇒(人前での)情報のアウトプット」、この一連の過程がスピーチなのです。ですから、スピーチの達人を目指すのなら、この全てのプロセスの達人になる必要があるのは自明のことでしょう。
テレビを聞く、どうぞ、皆さんもお試しください。
(2018/10/27ブログ更新,2008/08/22初出)
© スピーチの名門・日本コミュニケーション学院東京/スピーチ,パブリックスピーキング/学院総長・社長ブログ