社長・管理職の話し方教室(東京)|部下のモチベーションを高めるコミュニケーション能力

成功するリーダーシップとは

「リーダーシップ・フロム・ザ・コア」のマルセル・シュバンテス氏は、「優秀なリーダーは、明確なコミュニケーションによる良好な関係構築により、部下のモチベーションを高める」と言っています。

ご承知のように、仕事の成功には、明白な方向性と適切な計画性が重要となります。そのためリーダーは、仕事における明確な目標を設け、部下が納得する業務計画を立てる必要があるわけです。

もし、目標設定が不明瞭であったり、業務内容に対する理解が不十分なままで仕事を進めても、結果は期待できないでしょう。そうなれば部下は、自分の仕事の失敗よりも、リーダーのリーダーシップを疑うことになります。そしてリーダーは部下の信頼・信用を失うのです。

そうならないためにも、リーダーには部下と明確なコミュニケーションをとることが不可欠になります。

部下との信頼関係を築くコミュニケーショスキル

さて、チームにおいてリーダーとメンバーとの信頼関係は必須です。その信頼関係とは双方向的です。昔から自分が相手を信頼すると、相手も好意や信頼を返すと言われているのはご承知の通りです。

さて、優秀なリーダーは、部下との信頼関係を構築するには、コミュニケーション能力がカギになることを知っています。彼らは積極的に「部下に助言を求め」ます。また、常に「肯定的コミュニケーション」を心がけているのです。

ちなみに、シュバンテス氏は、「優秀なリーダーは5W(いつ、どこで、誰が、何を、なぜ)に基づき、肯定的なコミュニケーションを図る必要がある。たとえ仕事の改善点など取り扱いが難しい問題を議論する場合であっても、部下の称賛など肯定的な話題から入り、問題の結論を肯定的な表現にて取り纏めて話し終えることが重要である」と述べています。

肯定的なフィードバックが部下を成長させる

多くの部下は、上司から十分なポジティブ・フィードバックを受けていないと感じているといわれています。リーダーは、部下に対して、業績目標の達成度や仕事への貢献度を、定期的に伝えることが必要です。

フィードバックの際の「称賛」など肯定的な評価は、部下のモチベーション、企業に対する責任や忠誠意識を高めることが知られています。できれば1週間に1回、肯定的な評価を伝えることが理想的な形になるでしょう。

もし、「部下が要求されている以上のこと、責任以上の業務や役割を果たした際は最上級の賛辞にて褒め称え、仕事における存在意義を高く評価することが重要である」ことは理解に難くありません。

(2018/10/28ブログ更新,2017/03/08初出)

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