社長・管理職の話し方教室(東京)-効果的なスピーチ・プレゼンテーションをするにはセルフブランディングを確立せよ!
効果的なスピーチ・プレゼンをするには
6月20日の「speakerhub」では、効果的なパブリックスピーキングにするうえで、話し手は、聞き手のニーズを的確に捉えて、聞き手にとって魅力的かつ信用・信頼を置ける人物として自分を表現することが重要になると説明している。
聞き手の理解や共感を得て、論理的かつ感情的に訴求するには、話し手のセルフブランディングが欠かせない。明確かつ具体的な目標設定、徹底した聴衆分析に基づき、話し手自身が自分軸や自分ブランドを構築・確立する必要があるという。
※セルフブランディング:自己価値を高める戦略 と思っていただければよいでしょう。(酒井)
話し手は聞き手に対して、明確かつ具体的な目標を示す
明確な目的がないパブリックスピーキングは、非効率である。そこで、話し手は、聞き手に対して、明確な目標やゴールを示す必要がある。それは例えば、電子メールのサインアップ率の増加、SMSフォロワー数の増加、リピーターの増加などである。
一例を示せば、「2週間でSMSフォロワー数を20%増加させる」など期限、回数といった数値を加えて具体的かつ明確に設定することだ。
ちなみに、目標やゴールは、目標設定のフレームワーク「SMART」に従って設定すると良い。
「SMART」とは、目標を達成するうえで重要な5要素「Specific(具体的に)」「Measurable(測定可能な)」「Achievable(達成可能な)」「Related(関連性のある)」「Time-bound(時間制約がある)」の頭文字を取った言葉である。
聞き手に対する理解を深める、セルフブランディングを意識する
パブリックスピーキングを成功させるうえで、ターゲットを知ることは非常に重要となる。聞き手に対する理解が深まると聞き手のニーズが分かり、その結果、相手の求める情報を相手にとって分かりやすいように説明できる。
そして、聞き手のニーズに応じて、パブリックスピーキング内容や話の構成・展開を考え、関連資料や質疑応答を含めた時間配分など計画する。例えば、聞き手の知識量にバラつきがある場合、話し手は、基本的知識や概念の定義など基本的な内容から応用的な知識など専門的な内容まで説明することになる。
なかでも、聞き手を知ったうえで、聞き手のニーズに応じて話し手自身の価値を可視化する「セルフブランディング」が重視される。つまり、パブリックスピーキングでは、服装などの外見も非常に重要な要素となる。
聞き手にとって魅力的かつ信用・信頼を置ける人物であれば、話し手は自分の主張をより自由に伝えられ、より聞き手の興味・関心、理解・共感が得られる。
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■ 社長・管理職の話し方教室ブログ提供/©スピーチ,リーダーシップ開発の名門・社長スピーチ研修所/社長スピーチ研修所所長, 日本コミュニケーション学院総長 酒井美智雄