社長・管理職の話し方教室(東京)|カリスマ性を身につけ、堂々とスピーチする!

社長、経営者の人間の魅力

「カリスマ」または「カリスマ性」という言葉があります。その意味は、人々の心を引きつけるような強い魅力のことであり、そんな魅力を持つ人を「カリスマ性のある人」と呼んでいることは、皆さんご承知の通りです。

私は社長、経営者たるものは、カリスマ性を持つべきであると思っているのですが、実際のところ、カリスマ性がある人とはどのくらいいるのでしょうか?

カリスマ性を持つ人の確率は?

そこでラダ・ビジネス社(英国)の調査結果をご紹介することにします。

同社がマンチェスターの従業員に質問したところ、「カリスマ性」はまれなスキルであると考えていることが分かりました。そして職場で印象的なイメージを持つ人に出くわす確率は、わずか14%だといっています。また、82%のビジネスマンは、初めての出会いで、他の人に与える印象や影響は「普通」であり、カリスマ性はないとの結果です。

私は、カリスマ性をもった人など1%もいないと思っていましたが、調査では14%とのことです。彼我の差はありますが、意外と多いものですね。それなら自分も大丈夫という気にはなりませんか?

カリスマ性を身につけ、堂々とスピーチする方法

さて、ここからが本題です。「社長、経営者たるもの、カリスマ性を持つべき」なのですが、それがいま一つの人は、どうすればよいのでしょうか。

その方法はいたってシンプル。3つのステップを実行するだけなのです。

まずは、あたなが「カリスマ性があると認める人で、こんな人になりたいという人」を一人ピックアップします。次に、その人の「スピーチの際のステージ上の振る舞い」をイメージします。そして、あなたがスピーチをする際に「その人の振る舞い」を真似るのです。これだけです。

つまり、「その人」を演じてスピーチをするわけです。馬鹿げていると思わないでください。これは簡単ですが、効果覿面です。もし、ピンとくる人が身近にいないのなら、テレビや舞台の俳優の振る舞いをマネてもかまいません。

たとえば「その人」がステージに上がったときに、空間を見渡し、聴衆に目を移すでしょう。それと同じように、空間を見渡し、聴衆を見るのです。その人が壇上の水差しに手を伸ばして水を飲むなら、同じように振舞うのです。そうすることで、その振る舞いが自分のものになります。その結果「その人」同様にカリスマ性をもった人になっていくのです。

まずは、なるべく早く、あなたの目標となる人・モデルを決めてください。そして、あとは実行ですね。

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