社長・管理職の話し方教室(東京)-リーダーの存在感を高めるスピーチ能力(パブリックスピーキング能力)

スピーチ能力とリーダーの存在感

リーダーには、周囲に対して、知識や経験など単に情報を伝達するだけではなく、考え方に肯定的な影響を与えることまで求められます。

リーダーの伝える力、話し方の能力は、リーダーの存在感を高める上においてとても重要な要素になります。リーダーはスピーチ(パブリックスピーキング)能力を磨かなければならないのです。

相手のレベルに合わせた言葉や話し方を選択する

コミュニケーションでは、「相手のレベルに合わせる」ことが大変重要になります。相手のレベルに合わせた話し方をすることで相手の理解が得られるからです。

例えば、ビジネスなら相手の専門知識や職務での経験などを考慮し、聞き手がわかる言葉や話し方でコミュニケーションを図ることが必要になります。リーダーは「スタッフの多くは、リーダーレベルでの理解は困難」ということを知っておいた方がよいでしょう。

ですから従業員やスタッフに何かを伝える時には、最低限の情報だけにとどめず、その背景および具体的な事例なども合わせて説明した方がよいのです。そして説明に際しては、できれば単純明快で、誰もが正しく理解できる言葉・表現を選ぶことです。冗長な表現や余計な専門用語は避けることが望ましいのです。

相手の心に訴えるコミュニケーションのカギ

相手の心に響く、訴える話し方は、リーダーの存在感を高めます。

そして感情に訴求するには、話の内容も大切ですが、それ以上に重要になるのが、姿勢・態度、動作・ジェスチャー、表情・声といった「非言語コミュニケーション」の要素であることを知っておいてください。

聞き手は、リーダーの言葉(内容)以上に、上記の非言語要素に注目していることを忘れてはなりません。リーダーには、率直で飾らない言葉で、心に訴える話し方が求められます。これらのスピーチ能力、パブリックスピーキング能力は、後天的なもので、意識して磨いていくしかないものです。努力を惜しんではなりません。

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