社長・管理職の話し方教室(東京)-若い起業家が習得すべきコミュニケーション・スキルとは?

起業家が最初に身につけるべき「コミュニケーションスキル」

経験が少なくても自ら決断を下す必要があるなど、若くして起業家になるには多くの苦難が待ち受けています。そんな中、最初に身につけるべきなのは、コミュニケーション・スキルであり、そのために具体的に何をしたら良いのかを、ナビャ氏がCEOワールド・マガジンの4月21日の記事で紹介しています。

氏は、「まずは、相手の話をしっかりと聞くことから始め、バランス良く返事や質問をすると良い。話を『聞く』ことで、物事の状況などを把握でき、仕事における決断をスムーズに行える」と言っています。

ボディーランゲージにも注意を払う

また、「自身のボディーランゲージにもしっかりと注意を払いたい」と言います。なぜならボディーランゲージで、顧客や新しいビジネスパートナーになる人や会社などに、良い第一印象を与えられるからです。

背筋を伸ばして、力強く握手をする。そして目を見て話すアイコンタクト。それだけでもポジティブなイメージを相手に与えることは、理解しやすいことでしょう。

話し方教室の視点「起業家に必須の 3つのコミュニケーションスキル」

(要点)
1.まずは、相手の話をキチンと聞く能力が大事である。
2.またコミュニケーションに際し、ボディーランゲージに注意を払うことも忘れてはいけない。

(解説)
起業家として社内外の人を巻き込み、ビジョンを達成していくためには、コミュニケーション能力が鍵になることは言うまでもありません。その中でも特に、相手の話を積極的に傾聴する「アクティブ・リスニング能力」は重要です。なぜなら、人は「自分の話を聞いてくれない人に、自分の力を貸したくはない」生き物なのですから。

「聞く」能力の次は、「伝える能力」が重要になります。「何を言っているのか、わからない」ようでは、やはり誰も力を貸してはくれません。力の貸しようがないのです。ですから、スピーチ、プレゼンテーション能力も磨かなければならないのです。

そして、上手く伝えられるようになったら「議論や交渉する能力」も磨く必要があります。なぜなら、「伝わる」だけでは人は動きません。人を動かすためには、そこには「駆け引き」のスキルも大切になってきます。駆け引きといっても「ずる賢く、相手に勝つ」ことではありません。そにに必要になるものは、自分も相手も得をする「win-winの関係」を構築できる能力になります。

さて、起業家には、自分のビジネス領域の専門知識と、マネジメントの専門能力。そして、それと同等以上に重要になるのが「コミュニケーション能力」です。ですから、志ある方なら、早い時期からコミュニケーションスキル開発に着手して欲しいと思っています。

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