社長・管理職の話し方教室(東京)-企業の上級管理職に求められる話し方!

上級管理職が従業員に変化を求める場合、その明確な理由を率直に語る

コミュニケーションは言葉の正しい選択だけでなく、リスニング能力、共感する力、ボディーランゲージのコントロールなど、さまざまな要素が揃って成功する。

そこで企業の上級管理職(エグゼクティブ)が如何にしてオフィスで話したら良いのか、ジーン・ハートレー氏がスライブグローバルの記事で、そのテクニックを紹介している。

オフィスで仕事の重要な変化を従業員に説明する際に、遠回しに話をすると、言い訳のように聞こえてしまう。そのため変化しなければならない明確な理由をはじめに説明することで、相手を納得させることが可能になり、言い訳ではなく論理的な結論に至ることができるだろう。

また、従業員から複雑で曖昧な質問をされた場合、全てを答えられないとこを認めつつ、問題解決に努める姿勢を示すことが大切である。そうすることで共感を得られ、従業員との関係性を深められる。

エグゼクティブは従業員の話に耳を傾け、ネガティブな話も手短に伝える

ネガティブな話をする場合には、話の核心をつく前に詳細な情報を話す傾向にあるが、そうすると相手は考えをまとめたり、情報を処理したりするのに時間がかかってしまい、重要な部分が何なのか分からなくなってしまうことがある。そのためネガティブな話でも40語(日本語なら70字程度)以内に収めて話すことが求められる。

基本的にエグゼクティブは、従業員の話に耳を傾けてから自らが口を開くべきだ。ほかの人に意見や提案を聞くことは、新しいことの発見になるほか、従業員に感謝する機会にもつながっていく。従業員が上司に話を聞いてもらえると分かると、上司の話にも積極的に耳を傾けるようになるだろう。

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■ 社長・管理職の話し方教室ブログ提供/©スピーチ,リーダーシップ開発の名門・社長スピーチ研修所/社長スピーチ研修所所長, 日本コミュニケーション学院総長 酒井美智雄