社長・経営者の話し方教室(東京)-コンサルタントに必要なコミュニケーションスキルとは?

コンサルタントに必要なコミュニケーションスキル

Investor’s Business Dailyでは、コンサルタントやアドバイザーに必要なコミュニケーションスキルのポイントを掲載している。クライアントとの向き合い方、話すタイミングなどが重要だという。

なぜ、私 酒井が、社長や経営職のために書いているこのブログに「コンサルタントのコミュニケーションスキル」を取り上げたのかといえば、社長・経営職がコンサルタントを評価する際の「指標」を提供したいと思ったからである。

クライアントの質問に回答する前に、いったん「間」を置き、質問を返してみる

クライアントからの質問や相談に答えるのがコンサルタントやアドバイザーの仕事だ。ここはプロとして専門用語を並べて回答したいところだが、まずは会話のリズムを整えるために一呼吸置くことをすすめている。

コミュニケーションは、共感や信頼関係の構築であり、コンサルタントが一方的に話をしても良好な関係は築けない。重要なのは、投げかけられた質問にどのように向き合うかだ。

会話をより深いものにする方法として、相手の意図を確認するためにいったん間を置き、質問を返してみる。この行動は、質問の奥に潜むクライアントの感情を明らかにするために必要になる。

クライアントの質問には、簡潔かつ直接的に回答する

クライアントの中には、ビジネスの現状に焦り答えを急かすケースもある。回答を知っている場合は、「はい」「いいえ」「分かりません」などのようにできるだけ簡潔的かつ直接的に答える。

そして質問を投げかけ、相手の意見を引き出す。問題を明らかにしたい場合は、相手が理解しやすいようにポイントを絞り込む。

たとえば、「リスク管理、顧客対応、労働時間など要因によって回答が異なります。」「実践するべき理由、するべきでない理由どちらもあります。」などのように比較・検討しやすい回答を用意することが求められる。

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■ 社長・管理職の話し方教室ブログ提供/©スピーチ,リーダーシップ開発の名門・社長スピーチ研修所/社長スピーチ研修所所長, 日本コミュニケーション学院総長 酒井美智雄