社長・経営者の話し方教室(東京)-スピーチやプレゼンテーションは、聞き手ファーストで!

パブリックスピーキングは、聞き手のニーズや欲求を満たすもの

「ハーバード・ビジネス・レビュー」では、聞き手を惹き付けるパブリックスピーキング(スピーチやプレゼンテーション)は聞き手ファーストであると説明している。

パブリックスピーキングとは、話し手の私利私欲ではなく、聞き手のニーズや欲求を満たすものである。優れた話し手になるには、なりよりもまず聞き手ファーストで考える。

パブリックスピーキングは、聞き手が求める情報を伝える

そこで、徹底した聴衆分析を行い、聞き手の欲求、ニーズ、需要を正しく把握する。聴衆分析に基づいて聞き手が知りたい情報を見極め、それを聞き手の理解や共感が得られるように話す。

パブリックスピーキングを通じて話し手自身が主張したい内容ではなく、聞き手が求める情報を伝えるのだ。

話し手は、サーバントリーダーとして聞き手に奉仕する

リーダーシップで例えるなら、話し手は「サーバントリーダー(相手に奉仕し、相手を導くもの)」として振る舞う。

支援型リーダーシップ「サーバントリーダーシップ」のもと、力を分かち合い、相手のニーズを最優先するのだ。相手が成長し、可能な限り高いパフォーマンスを発揮できるように支援する。

つまり、パブリックスピーキングでは、聞き手を第一に考えること。話し手自身よりも聞き手を優先することが重要になる。パブリックスピーキングは話し手自身の知識を披露する場ではなく、聞き手が求める知識を与える場であることを忘れてはならない。

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■ 社長・管理職の話し方教室ブログ提供/©スピーチ,リーダーシップ開発の名門・社長スピーチ研修所/社長スピーチ研修所所長, 日本コミュニケーション学院総長 酒井美智雄