話し方教室「若い部下とのコミュニケーションの取り方、接し方」(社長・経営者スピーチ&コミュニケーション講座東京)

経営者・管理職の悩み「若い人とのコミュニケーションが難しい」

私は、経営者や管理職の方との付き合いが多いのですが、「若い部下との接し方が難しい」という声を以前からよく耳にしてきました。そのたびに「意識しすぎ」じゃないかなあと、私は思うのですが、でも言っている本人たちは真顔で困っている様子なのです。

今回は、若い部下とのコミュニケーションの取り方について、私見を述べてみることにしましょう。

若い部下とのコミュニケーションの取り方

1.部下との「物理的距離」を縮めていくこと

部下との接し方がわからないから、部下の方から来てくれることを待っている上司がいます。これではいけません。上司自ら、若い部下に近付いていくことが大事です。

たとえば朝の挨拶でも、報告を求めることでもいいのです。来てくれるのを待つのではなく、部下のいる所まで赴くこと。もちろん、いつも、常に、というわけではありません。適宜そうすることが重要です。

2.自分(上司)の「精神的バリアー」を取っていくこと

自分は上司だから、自分は年上だからとか、自分から線引きをしない、構えないことが大事になります。年をとっても知らないことは、あまたあることはご存じの通りです。「君の考えを聞かせて欲しい」と、部下に言ってみてください。

恥ずかしがらずに、一度、思い切って口に出してみることです。そうすれば、二度目からは、もっと楽になりますから。

3.部下を「受容」してみること

「君の考えを聞かせて」と、せっかく部下の考えを聞き出しても、それを頭ごなしに否定したのでは、若い部下は二度と心を開いてはくれないでしょう。まずは否定しないで、「一旦」受け止めることが肝心です。「なるほど、ありがとう」。「もう少し、聞かせて」。「次回のミーティングに諮ってみようか」、などなど。

若い部下との接し方が難しい要因とは?

私は、結局、部下とうまく接することが出来ない要因(上司側)には2つあると考えています。まず第一に、「精神的バリアー」があること。そして第二に、「コミュニケーションスキル」が拙いことです。精神的バリアーがあるから、物理的距離を縮められない。物理的距離を縮めても、コミュニケーションスキルが拙いから関係を築けない、というわけです。

経営者や管理職の仕事は、業務の専門能力だけでは回らないのです。コミュニケーションスキルを磨いて、部下やメンバーを率いてゆかなければなりません。自身のコミュニケーション能力に不安がある方は、早急に本学の各種講座で訓練してください。それが一番ですから。

(2018/11/13ブログ更新, 2008/11/22初出)

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