社長・経営者の話し方教室(東京)-社長は、スピーチ能力を高めて、人を動かせ!

スピーチの目的を明確にし、聴衆を理解する

スピーチの力を高める第一歩は、目的意識です。まず、話す前に話す目的を明確に設定することです。何を伝えたいのか、どんな影響を与えたいのかを考えることが大切です。

次に、聴衆を理解することです。聴衆が何に価値を置き、どのような問題に直面しているかを把握し、そのニーズに応える内容を準備することで、スピーチはより響くものとなります。

そして、言葉選び一つ取っても、使う言葉は聴衆の心に響くか、伝わりやすいものかを意識する必要があります。

非言語コミュニケーションを意識する

スピーチにおける非言語的要素も、スピーチの中身と同じくらい重要です。

身振り手振りや表情、視線の使い方は、言葉と同様に大きな影響を与えます。例えば、自信があると感じさせる堂々とした姿勢や、積極的に視線を配ることで、聴衆との信頼関係を築くことができます。

また、声の調子や速度、間の取り方もスピーチの効果を大きく左右します。これらの要素を意識的にコントロールすることで、聴衆の注意を引きつけ、感情を動かすことも可能になります。

理性だけでなく、感情に訴える

人を動かすスピーチでは、単に理性的に情報を伝えるだけでは不十分です。聴衆の感情に訴えかけるストーリーが重要になります。そのためには、ストーリーテリングが効果的です。

ストーリーテリングでは、スピーチにリアルな実例や個人的なエピソードを交えます。そうすることで、話に深みが増し、聴衆はその話に感情移入しやすくなるのです。

また、情熱を持って話すことで、その熱意が聴衆に伝わり、行動を起こすきっかけを作ることができます。感情を刺激し、共感を誘う内容を織り交ぜることが、強力なスピーチの鍵なのです。

今日の一言
「リーダーは、早期に、自己のスピーチ・スタイルを確立せよ」

スピーチを通じて他人を動かし、影響を与えるには、もちろんスピーチのトレーニングが重要です。そのために、上述したポイントを意識して取り組んでください。それだけでも、大幅にスキルが向上するはずです。

そして、時間をかけずに、スピーチの実力アップを図りたい方は、力量あるスピーチ・スクールで学んでください。そして、自己のスタイルを早期に確立することが大切です。

自分のスタイルが確立できれば、自信を持ってスピーチができ、そうなると自ずと説得力も出てきます。つまり、人を動かすことも可能になるのです。

大手企業の経営者は多忙です。スピーチの勉強に何年も費やすのは得策ではありません。ぜひ、短期集中で、高度話力開発に取り組むことをお勧めいたします。

社長スピーチ研修所所長 酒井美智雄

■ 記事関連・話し方講座/社長の高度話力開発・専門特化コース

■ 社長・経営者の話し方教室ブログ提供/©スピーチ,リーダーシップ開発の名門・社長スピーチ研修所/社長スピーチ研修所所長, 日本コミュニケーション学院総長 酒井美智雄